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脂肪腫

以前もご紹介しましたが、『脂肪腫』に関する今回の記事内容です。

簡単ですが、

(脂肪腫とは)

皮下に発生する軟部組織の腫瘍の中では最も多くみられる良性の腫瘍( できもの)です。脂肪腫には、皮下組織に見られる浅在性脂肪腫と、筋膜下、筋肉内、筋肉間に見られる深在性脂肪腫があります。

身体の各部に発生しますが、背部、肩、頸部などに多く、次いで上腕、臀部、大腿などのからだに近い方の四肢に多くみられます。顔面、頭皮、下腿、足などは比較的まれです。

*(→多くの方が、『脂肪の塊が顔にできた!』と来院されることが多いのですが、このように顔に脂肪腫が発生することは稀で多くは『粉瘤』であることが多いです。)

大きさは数mm径の小さなものから、直径が10センチ以上に及ぶものまでいろいろです。通常、痛みなどの症状は無く、皮膚がドーム状に盛り上がり、柔らかいしこりとして触れます。

 

首の後ろにできる柔らかい皮下のデキモノは脂肪腫もしくは粉瘤のことが多いです。どちらにしても首の後ろにできたデキモノは下の皮下組織と激しく癒着と言って硬くくっついていることが多いです。(*術操作が結構大変です)

脂肪腫に関しては、術前検査として

→診断は、臨床症状と、画像検査で行います。画像検査にはエコー検査、CT検査、MRI検査があります。MRIでは上記のようにはっきりと描出され、また解剖学的な位置関係が把握できるので行うことが多いです。

また、区別を要する疾患として、皮膚由来の嚢腫や軟部組織の肉腫(悪性腫瘍)などがあります。画像上、悪性の分化型脂肪肉腫と鑑別が困難なこともあります。

ですから、手術によって摘出し、病理組織学的検査を行った方が良いです。

極端な言い方かもしれませんが・・・、

というのは、先日、癌研有明病院整形外科にある患者さんをご紹介しました。40代 男性の方です。左大腿部にできた皮下腫瘍でした。触診上、脂肪腫が疑われて摘出をしたのですが病理検査の結果では悪性の脂肪肉腫という診断でした。

こういうことも稀にあるためデキモノに関してはできるだけ早期に治療をすることをお勧めします。

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