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脱毛

今回は脱毛に関してご紹介します。

というのは、M’sにも脱毛器を導入しました。

名前は、イルーダビキニ(通称:ビキニ)という最新の脱毛機です。

特徴としては、レーザー光の波長は810nmダイオードになります。一般的な脱毛をするのに必要な波長をもっているダイオードですが、ビキニは第3世代脱毛:蓄熱式と従来の第2世代脱毛(ショットタイプ)(*第2、3世代の違いなどは後でご説明します。)を両方が可能であるため、あらゆる毛という毛に対応できるということです。

また、FDAを取得している(例えるなる、アメリカの厚生省認可を得ている)、肌に当てる部分がサファイアコーティングがされており、かつ冷却システムが装備されているので脱毛で問題となる火傷のリスクを最小限にすることができるのが特徴の一つです。

さらに、ビキニは!

あらゆる毛に対応ができます!!

・通常の毛(女性が一般的に行う脱毛:例えば、脇・脚など)

・顔脱毛(うぶ毛など)

・金髪、白髪など

・男性の髭脱毛

・小学生の脱毛(10~12歳程度から)

などなど、、

 

後述にてどうして多岐にわたって脱毛が可能なのかを説明します。

 

まずは、

〜毛〜

毛に関してです。まず下図をご覧ください。いろいろ名称があります。

毛は、細胞分裂と増殖を繰り返すことで成長しています。

毛の成長で重要なところが、

①毛母細胞

②バルジ

という部位です。

 

①毛母細胞-

毛母細胞は、毛乳頭を取り囲むように存在します。そして、その毛乳頭から栄養や指令を受けて細胞分裂しながら増殖することで毛をつくりだします。母という文字があるのでイメージ的にわかると思いますが、この毛乳頭が毛の細胞を作り出す場所ですので「毛を作り出す工場」ということになります。

一方、

②バルジ-

バルジはと言いますと、後述する【毛周期】というものに関連していることが最近の研究で明らかになっています。結論から言いますと毛の成長の維持に関係しているようです。毛が生えていることができるのは、このバルジによって毛周期が管理されているからといえます。

そこで、

~毛周期について~

毛には、毛周期というものがあります。↓

毛周期とは、植物が生えて・枯れるというように、

成長(成長期)→枯れて(退行期)→休む(休止期)→成長といったサイクルを繰り返すことをいいます。

例えば、からだの部位で生えている毛にも毛周期の違いがあります。

成長期 成長毛の割合 休止期
毛髪(頭) 2~6年 80% 3~4か月
3~5か月 30% 3~5か月

現在生えている(目で見てわかる)毛は、成長期呼ばれているものです。毛髪(頭)以外の毛は成長毛の割合が30%ほどなので、残りの70%は退行もしくは休止期のものです。

医療脱毛(=脱毛行為)は、成長期の毛を対象に行われます。退行期・休止期に入った毛には反応しません。したがって、脱毛効果が得られるまで回数(通常、医療脱毛で脇の場合には6回程度;部位と個人によって異なります。)がかかるのはそういったことからです。理論的には30%ずつ脱毛できるので脇であれば3回程度で終わるのか?という疑問がでてきますが、個人差や完全に一度で毛乳頭及びバルジをどれほど破壊できたかにもよるので理論的にはいきません。脇であれば6回程度が医療脱毛に必要な平均的な回数だと考えてください。一方で、医療ではなくエステ等でも脱毛が行えるのですが、回数でいえば医療脱毛の3~4倍=18回~24回を要することになります。詳しくは次の項目で、

〜脱毛〜

脱毛行為は、美容の一つ=身だしなみとして古来よりありました。

現在では、ご存知のように脱毛行為には2種類があり、我々クリニックで行う

①医療脱毛=レーザー脱毛

と美容エステなどで行える

②光脱毛があります。

この違いというのは↓となります。

イメージとしては、レーザーは光を収束させて標的となるもの(脱毛の場合、毛乳頭ですが)に直接的に照射が行え、光脱毛は光の束で毛乳頭付近を何と無く照射するという感じです。光脱毛自体が悪いというのではなく、M’sでもフォトフェイシャル M22という光治療器がありますが、これで脱毛モードに設定して行えば脱毛は可能となります。しかしながら、脱毛の効果という点ではレーザー脱毛の方が優れており、結果を得られるまでの時間も短縮できるのが医療脱毛=レーザー脱毛です。

結果として“脱毛”ということであれば同じなのかもしれませんが・・・

プロセスが違うのでその違いを下に表で示します。

レーザ脱毛(医療脱毛) 光脱毛(エステ脱毛)
回数(ワキ)*1 5回(約1年) 18回(1年半〜9年)
コスト(費用:ワキ)*2 1万〜2万 27,000円

*1 に関しては、医療はほぼ平均5回という数字が明確。エステに関しては、バラバラで『〜し放題』という表現です。

*2 医療では機種によってバラバラですが、『痛くない』レーザー脱毛を用いているクリニックはやや割高になっていますが、エステに関しては回数がかかる分、最終的なコストは医療よりも高いようです。

では、

どうして回数がかかっても、そして費用が高くなってもエステ脱毛が行われているのか?・・・という疑問ですが・・、、、

それは、『エステは医療よりも痛くない!』ということではないかと思います。

そこで、脱毛で味わう痛さに関することを次に述べていきたいと思います。

 

脱毛もシミ治療などと同様レーザーの機能向上に伴い、進化・発展を遂げています。

医療脱毛の世代交代を下に示します。

第1世代 第2世代 第3世代
針脱毛 レーザー脱毛 蓄熱式レーザー脱毛

第1世代の針脱毛は、針を毛穴から毛乳頭に刺して電流を流して毛乳頭を破壊するやり方です。やはり、侵襲が大きいのと一つ一つ毛穴に針を刺入するという操作性の難しさから現在ではあまり行われていません。

第2世代脱毛とは、現在の多くのクリニックで行われているレーザー治療器を用いた脱毛となります。第2世代の脱毛器にはいろいろな種類ものがあります。ダイオードという波長を用いるもの、アレキサンドライトという波長を用いるものなど様々なものがあります。

第2世代=現在で広く行われている脱毛ですが、欠点としては脱毛に伴う『痛み』でした。皮膚の深くにある毛乳頭を破壊するにはレーザー光を焦点させて照射するためそれによって熱が発生し痛みが生じていました。

ですから、その痛みを軽減するために冷却装置を装備して行うのですが・・・、まだ痛い・・・。。

そこで、最近話題 ‷痛くないレーザー医療脱毛”となっているのが第3世代の『蓄熱式レーザー脱毛』というやり方です。

↓イメージ的にはこんな感じです。

 

 

 

単発式脱毛(ワンショットタイプ)は毛乳頭までレーザー光が届き毛乳頭を破壊します。

一方、蓄熱式脱毛は毛乳頭よりも皮膚側に存在するバルジ=毛の成長維持に強く関連している部位に低い熱エネルギーを分散させながら照射する方法です。

イメージ的には、医療で行うレーザー脱毛とエステ行う光脱毛のハイブリッド(混合)です。

痛くない、そして確実にバルジ部分を破壊する!

いいところ取りの脱毛です!!!

 

ビキニの効果をご覧ください↓!

ワタシです。髭脱毛を行いました。

1回目は、蓄熱式

蓄熱式でも多少痛みがありました。我慢できないほどではありません。ヒゲ脱毛なので反応する度合いは通常の毛よりも反応するので痛みが伴います。他社の脱毛器であればビキニ以上の痛みがあったことでしょう〜〜

照射直後、毛穴が赤く膨れ上がりました。でも、翌日には消えていました。心配ありません。

2回目は、単発式(*ビキニは単発式が2種類あって、DP2という照射法で行いました。)

結果です。

ヒゲ脱毛など濃い毛にはどの脱毛器も使用しても激しく反応してしまいます。痛みがあれば残りの回数をこなすのが億劫になります。

M’sではそう言ったことにも配慮し、蓄熱式とワンショット式を組み合わせて脱毛を行えます。

今回世に出ている様々な脱毛器をデモをした結果、最終的にこのビキニに決めました。

最大の理由としては身をもって安全性、効率性、効果性などを総合的に判断してからです。

今ではヒゲはほとんど生えてこないので朝の煩わしさの手間が省けています〜〜

 

脱毛治療のリスク(合併症)


皮膚の乾燥、ニキビ、炎症、やけど、剛毛化現象、炎症後色素沈着、再発など

脱毛 料金表
1回 5回 6回目~
両わき 3,000 12,500 2,000
両ひじ下(ひじ・甲含む) 9,800 45,000 8,000
両ひじ上 9,800 45,000 8,000
両手の指 3,000
胸(乳輪含む) 15,000 60,000 10,000
お腹 15,000 60,000 10,000
おへそ周り(半径5㎝) 7,000 25,000 4,000
うなじ 9,800 45,000 8,000
背中上 15,000 60,000 10,000
*首からウエスト位置の半分*
背中下 15,000 60,000 10,000
*ウエスト位置まで*
9,800 45,000 8,000
*ウエストから尾てい骨*
ヒップ 15,000 60,000 10,000
両ひざ上(太もも) 15,000 60,000 10,000
両ひざ下(ひざ・甲含む) 13,000 50,000 8,000
両足の指 3,000
男性ヒゲ 17,000 75,000 12,500
女性口周囲 7,000 25,000 4,000
眉間 1,000
まゆ毛(上部のみ) 1,000
Vライン(サイド) 10,000 45,000 8,000
Vライン(上部のみ) 7,000 25,000 4,500
Vライン(全体) 20,000 90,000 15,000
I・Oライン 20,000 90,000 15,000

粉瘤|【傷が小さい日帰り手術】

粉瘤(ふんりゅう)アテロームとは


粉瘤は、別名:表皮嚢腫(ひょうひのうしゅ)、アテロームと呼ばれる皮膚の良性腫瘍(デキモノ)です。よく、粉瘤(ふんりゅう)で悩まれている方が『脂肪のかたまりができた』と言われるのですが、脂肪の塊=脂肪腫とは似て非なるものです。

粉瘤(ふんりゅう)は、皮膚の下に袋を作り、その中に古い角質である垢(あか)や皮脂などの老廃物が皮膚がたまってできた腫瘍です。

 

粉瘤(ふんりゅう)アテローム

原因


ケガなどで発症するとも言われていますが、はっきりとした原因は残念ながら分かっていません。皮膚のデキモノなので、体のどこに発症しても不思議でありません。経験的には顔や背中に発症することが多いようです。また、一個できる人は、同時に多発(背中など、他の部位にも)することあります。印象的にはその方のもった皮膚の性状=体質に依存するのかもしれません。

粉瘤の画像を提示します。↓

粉瘤|画像|

 

粉瘤(ふんりゅう)アテローム

症状


初期の症状では、小さなしこり程度の症状なので自覚されることが少ないようです。また、自分では見えないところである背中などの粉瘤を家族や友人から指摘されて来院される方も多い印象を受けます。

粉瘤は、皮膚の小さなしこり、デキモノでも腫瘍である以上少しずつ大きくなっていきます。また、大きくなっていくにつれて袋が破れて内容物が漏れ出ることがあります。それだけでも炎症が起きて痛みを伴うのですが、皮膚の回りに存在する細菌が感染を起こしてあっという間に2〜3倍の大きさに腫れ上がってしまうことがあります。その結果、中では多量の膿が貯留して痛みを増して、熱を持つことになります。この状態を『炎症性粉瘤、感染性粉瘤』と言います。

肥大化した臀部(お尻)にできた直径8cmの粉瘤

 

粉瘤(ふんりゅう)アテローム

治療


粉瘤における原則的治療法は、手術による摘出です。それも、炎症を起こす前の状態で治療することが望ましいです。最小限の手術創で確実に袋ごと取り出して再発を予防することがこの治療における重要なポイントです。

そのためM’s(エムズ)では以下の2種類の治療をご用意しております。

①標準的粉瘤摘出法(従来法)

②くり抜き法・ヘソ抜き法

 

①標準的粉瘤摘出法(従来法)


粉瘤にはヘソと言われるものが存在します。実は、このヘソを入り口として古くなった角質や皮脂が入り込むのではないかと考えられています。腫瘍の本体である固まりが取れても、ヘソが残ると再発する可能性があります。したがって、ヘソを含めるような形で下図のように紡錘形(ひし形)に皮膚切開線をデザインして袋ごと一塊として摘出するのが従来の方法です。

従来法の症例を紹介します。↓

青で丸くマークした部位が、粉瘤の大きさを示しています。上図のように皮膚の中央部に黒くヘソのようの凹んだ部位があったのでそれを菱形にデザインしています。

粉瘤を取り出すと玉ねぎのように球体のデキモノが摘出されました。

術後1ヶ月の経過です。1ヶ月ほど経過すれば傷はほとんど目だたくなります。

*デキモノが小さければ、それに応じて手術範囲も小さいので、傷も小さくすみます。

 

②くり抜き法・ヘソ抜き法


くり抜き法とは、従来法と同様にヘソを含めますが、従来法に比べて小さな手術創で行います。小さな穴をあけ、そこから粉瘤の内容物を絞り出した後に、しぼんだ粉瘤の袋を抜き取る方法です。

くり抜き法の最大のメリットは以下の3つがあります。

  • 手術による傷跡が小さく済む
  • 短時間で手術を終えることが可能
  • 炎症性粉瘤にも行える

デメリットとしては、過去に自分で中身を絞り出したことがある場合や痛みや腫れなどの炎症が起こったことがあると、袋の周囲が癒着が生じます。くり抜き法は小さな穴=手術創で行うので従来法に比べて完全に袋を取り出せない場合があります。

通常のくり抜き法では、小さなを穴を開けるのにパンチという円形のメスを使用します。一方、M’sでは円形にはせずに従来法のようなひし形で皮膚を切開して穴を作ります。

理由は下図のようなことです。

円形の傷は端と端が『犬の耳』のように立ってしまい縫合線に歪みが生じます。ですが、ひし形にできた傷は端の切り口が鋭角なので縫合すると綺麗な線状となります。

実際のM’sくり抜き法が以下となります。

その他のM’sくり抜き法

粉瘤|M’sくり抜き法|症例1

粉瘤|M’sくり抜き法|症例2|

粉瘤|M’sくり抜き法|症例3|

 

次に炎症性粉瘤に対してはくり抜き法が有効なのでご紹介します。

*日常の業務などに追われ、気づくとこのように炎症を伴って来る方も多いのが現状です。原則は炎症を起こす前に摘出するのがベストです。

炎症性粉瘤は、真っ赤に腫れが上があり猛烈な痛みを伴います。

炎症性粉瘤の治療では、まずは腫れ物なので触らずそっとすることが先決です。また、それをサポートするように抗生剤や抗炎症剤で炎症を抑えます。この内科的治療で半分の方は炎症が収まりますが、残りの半分の方では炎症が治りません。

くり抜き法ではもちろん麻酔を使用します。ですが、通常の麻酔薬:キシロカインという局所麻酔剤は弱アルカリ性の状態で効果を発揮する薬剤です。炎症性粉瘤では膿の貯留によって組織内が酸性になっています。したがって、麻酔薬は効きません。M’sでは麻酔の効果を出すために工夫をします。薬剤を添加してブレンドすることで炎症があっても麻酔効果がでるようにしています。

M’sでは局所麻酔薬を独自のブレンドをして、酸性でも効果を発揮するような工夫をしていますのでご安心してください。

①炎症性粉瘤の状態です。

②粉瘤の大きさを点線で、ヘソを丸でマーキングしました。

③くり抜いて内容部を排出しているところです。大量の膿と溶けた内容物がでてきました。

④袋を取り出しているところ

⑤縫合して皮膚の下にはドレーンというストローの様な管を留置します。

*内容物及び袋が出されると中が空洞になります。空洞の中には術後出血する可能性があります。出血した血液が固まると血腫というものを形成します。この血腫があるだけでキズが治りにくいだけではなく、感染を起こす危険性があります。したがって、血液が溜まらないように=外に排出されるようにこのドレーンを留置します。痛みは伴いませんのでご安心ください。

⑥ドレーンだけでは不十分なので圧迫固定をします。防水シートを貼るので手術当日でもシャワー浴は可能です。

⑦術後1日目の状態です。血腫は溜まっていないのでドレーンは抜去します。

⑧術後7日目。抜糸した状態です。

*上記よりも症状がひどいときは↓このような対応になります。

↓ご参照ください。

炎症性粉瘤|M’sくり抜き法|症例4

 

粉瘤(ふんりゅう)アテローム

手術合併症


出血、感染、術後瘢痕問題(ケロイド、肥厚性瘢痕などの発生)、麻酔によるアレルギー、再発など

 

粉瘤(ふんりゅう)アテローム

料金


粉瘤手術にかかる自己負担金

露出部  ¥5,000〜¥14,000円

非露出部  ¥4,000〜¥13,000円

*露出部とは、半袖半ズボンの衣服を着用して衣服で肌が覆われない部位、例えば顔や首、前腕や膝下などの部位を言います。一方で、非露出部はその反対で衣服で覆われている部位を示します。

*費用の幅は、部位や大きさによって変わります。

 

目頭切開(その後)、黒子(ホクロ)、黄色腫

目頭切開(内し形成)他院修正後その後の方をご紹介します。

前回投稿した記事は下記になります。

他院目頭切開後の修正

その後、1ヶ月が経過しました。

①傷の凹凸(ボコボコ)は無くなりました。

②眼間距離は自然な感じで縮まり、シャープな目の印象と二重の内側が形成され並行型になりました。

施術前〜1週間後(抜糸後)〜1ヶ月後の経緯です。

傷跡を綺麗にすることは最も重要であると考えています。施術前の診断、施術法、デザイン、その後のアフターケアーそれら全てが術後の傷跡の状態を良いものにするか、悪いものにするかを決定します。

眼瞼黄色腫(がんけんおうしょくしゅ)は上下眼瞼(まぶた)にできる黄色の扁平な皮膚のデキモノです。

原因は、目を擦るなどの機械的刺激や炎症に伴って血液中のコレステロールが血管外に漏れ出て皮下に沈着します。黄色腫の方の約1/3は脂質異常症(高脂血症)と伴っており(*その場合は高脂血症Ⅱa型の場合が多いのです。)、その場合は両側性に発生することが多いです。一方で残りの2/3では高脂血症が認められません。

前者における脂質異常症(高脂血症)ではコレステロール値の異常高値が原因なのでそれを運動や内服加療などによって改善することは当然なのですが、これは皮膚に沈着した結果、皮膚のデキモノとなっているので血中コレステロール値を改善しても自然消失することはありません。

*前記のコレステロール値を改善することは大変重要です!心血管イベントと言って、脳梗塞、心筋梗塞などの重篤な病気の原因にもなるのが高脂血症ですのでしっかりとこれは治療しましょう〜、そして、それに伴って皮膚のデキモノである黄色腫の再発や増大を予防することにもつながります!

さて、本題に移りますと、、、

この方は、切除をご希望されたのですが・・・残念なことに他院で治療をお断りをされたようです。

上まぶたなので術後の形態変化などを危惧されてのことかと思われます。

黄色腫を治療する場合は今回のように手術をする場合と高周波メスを使用する場合があります。

*次回、高周波メスで行なった場合のケースをご紹介します。

他院などで行う場合は、CO2 レーザー(炭酸ガスレーザー)なことが多いようです。高周波メスもCO2レーザーも黄色腫を蒸散するタイプの治療では腫瘍を取ることはできるのですが、“取りっぱなし”となって創部を閉じることができないので上皮化といって周囲皮膚組織からの修復を待つことになります。その場合、傷跡は施術後赤みが長期間に渡り継続することになります。

今回は切除法を選択しました。

理由としては、

①上まぶたの内側にあること

②二重のラインに重なっていること

③単発型で形状が紡錘形に近いということ

でした。

↓1週間の状態です。

赤みはありますが、レーザー治療に比べてこの赤みは短期で無くなります。

二重の形態は崩れておりません。

次にこの方は1年前=開院当初に行った方です。

秋田の方です。こちらにいる娘さんに会いにきたついでにM’sに経過を診せに来ていただけましたー。

*嬉しい限りです!

ホクロは2箇所。上記のようにデザインして切除を行いました。

↓ご覧下さい!

1年ぶりに再会となったわけですが、施術した術者本人も最初どこをやったのか???わからない状況でした。

驚きました。。。

次に唇です。

ここをレーザーで行うことが多い施設が多いようですが、M’sでは切除して行います。というのは、唇の傷は非常に目立ちます。また赤唇(赤い部分)と白唇(白い部分)の境界をはっきりさせないと意外と目立つのでそこをズレないように綺麗に縫合することが重要です。

1週間後の状態です。赤みはありますが、施術1週間でこの状態なので1ヶ月も経過するとほぼわからない状態になるのではと期待ができます。

 

皮膚・皮下腫瘍摘出術の手術合併症


出血、感染、術後瘢痕問題(ケロイド、肥厚性瘢痕などの発生)、麻酔によるアレルギー、再発など

 

皮膚・皮下腫瘍摘出術の料金


粉瘤手術にかかる自己負担金

露出部  ¥5,000〜¥14,000円

非露出部  ¥4,000〜¥13,000円

*露出部とは、半袖半ズボンの衣服を着用して衣服で肌が覆われない部位、例えば顔や首、前腕や膝下などの部位を言います。一方で、非露出部はその反対で衣服で覆われている部位を示します。

*費用の幅は、部位や大きさによって変わります。

折れ耳

今回ご紹介するのは、『折れ耳』です。

20代 女性

以前から気になっていたようです。M’sダイアリーをみてご来院されました。マスクや髪が耳かからず、正面から見ても左右対称ではないということでした。マスクがかからないのというのは問題で仕事上の不都合もあったようです。

側面から見ても耳の頂点が前方に向いています。折れ耳の実態は『耳輪の形成不全』です。術前の趣味レーションで強制的に耳輪を形成すると、先ほどの耳の頂点が側方に向きます。

施術する際には耳の裏側を切開しアプローチをします。

施術直後の状態です。耳輪を形成し1週間後に解除します。

耳輪は形成されました。

施術1ヶ月の状態です。左右差は無くなりました。

施術前後の比較です。耳がこちら側(側方)に向いたのがわかるかと思います。これでマスクをかけても紐が取れることはありません。。。

 

リスク・副作用:出血、感染、知覚障害、後戻りなど

費用: 自己負担 片側 45,000円

エクボ形成

本日ご紹介するのはエクボ形成です。

笑顔を作ったときに左だけエクボができるので、右側にも同じようにエクボを作りたいということでした。

口腔内粘膜からアプローチをしますが、後戻りを防止するためM’sでは皮膚側からもアプローチをします。施術直後から術後1週間程度は安静時(真顔)の時も多少凹んだ感じにもなりますが、1週間程度で不自然な凹みも無くなります。

左右対称になるように形成することができました。笑顔の時=口角を挙上した時に筋肉の収縮に伴い皮膚が凹み、エクボを形成します。真顔になっときはその凹みは無くなります。

主なリスク・副作用・・・内出血、後戻り、頬の痛み
※症状、肌質により効果に差があります。

料金


【自費診療の場合】

片側   ¥100,000円

別途、お薬代+麻酔代:¥5,000円、初診料:¥2,000円

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