BLOG|横浜市鶴見のエムズ皮フ科形成外科クリニック
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猫ひっかき病|

以前からそうですが、は、最近人気のあるペットです。

カフェとか、アミューズメントパーク(先日ブログで紹介したような施設)・・・など、

そういうわけか、その愛くるしい猫による事故も増えてます。。。

先日、ペットとして飼っている猫と遊んでいたら、猫がジャンプして顔の上にのっかってきたということで、顔の下まぶたのあたりを受傷して来院された方がいました。

来院時の状態

眼輪筋の損傷

縫合時

 

抜糸時

今回、出血が止まらない状態でかつ軟部組織まで損傷をしていたのでキレイに洗浄して縫合をしました。

家で飼っているペットで猫と犬が多いと思います。動物咬傷やひっかき傷などで感染してくる場合、犬と猫を比べると猫の方が圧倒的に多いです。

それは、猫には猫ひっかき病という病気があるくらい、猫にはグラム陰性の桿菌であるバルトネラ・ヘンセレ(Bartonella henselae)という菌を保有しているのでそれによる感染症が10日経って起こることがあります。予防的に抗生剤を服用してもらい、経過をみることが重要です。

ネコも肉食獣です。ジャンプした時に着地するときは爪を出すようです。爪のトリミングはしているようですがやはり硬い爪が皮膚の一番やわらかい下まぶたに当たればこのように裂けてしまうのです。

十分注意してネコに限らず動物を触れ合うことが大事だと再認識させられたケースでした。

 

手術のリスク合併症


出血、感染、術後瘢痕問題(ケロイド、肥厚性瘢痕などの発生)、麻酔によるアレルギー、再発など

 

手術料金


創傷処理にかかる自己負担金

¥5,000〜¥10,000円

創部の状態によって異なります。

 

おでこのケガ|出血|縫合 

今回ご紹介するのはおでこの傷、外傷です。

夏休みなのでお出かけ先で受傷されてくるかた多い季節です。

今回紹介するのは小児のおでこのキズです。石がおでこに当たり受傷した子です。医学的には割創、挫滅創というキズの種類になります。おでこには前頭骨といって骨が出っ張っています。

皮膚-薄い皮下脂肪-前頭筋-骨膜-前頭骨という層で成り立っているのですが、この構成は他の部位と違って皮膚から骨までが浅いので、おでこを強い衝撃でぶつけると(強くなくてもインパクトで)、前頭骨と衝撃物の間に挟まれた組織は『パカッと』開いたキズになることが多いです。

*ボクシングなどを見ていて、目の上を切るとすごく流血するシーンがあるかと思います(興奮しているのでそれだけで出血はするのですが・・・)。あれも同様に深い傷になるのでものすごい出血となります。

初診時

麻酔をして傷の深部を見てみると白く見えるのは前頭骨です。その手前の骨膜が破損しています。

衝撃物は石なので創縁(傷口)は挫滅(グチャグチャ)しているので縫合が困難です。ですが、可及的に縫合を行い、、、

3カ月後

3カ月後の状態です。日焼けをしないようにしてもらい、創部の後療法に従ってケアして頂いた結果です。もう3カ月ほど経過をみていく必要があります。

 

手術のリスク合併症


出血、感染、術後瘢痕問題(ケロイド、肥厚性瘢痕などの発生)、麻酔によるアレルギー、再発など

 

手術料金


創傷処理にかかる自己負担金

¥5,000〜¥10,000円

創部の状態によって異なります。

肥厚性瘢痕 Z形成

今回ご紹介する方は、30代 女性 帝王切開後の創部トラブル=肥厚性瘢痕でお悩みでした。

過去に帝王切開を2回施行され、術後創部の傷が赤く腫れ上がり、痛みも伴い夜も寝られないということでした。他院でステロイド含有テープなどの治療も行われましたが、改善されないということでM’sを受診されました。

傷が『ミミズ腫れ』という表現がされるかと思いますが、まさしくそのような傷でした。

赤いということは傷の中では活動性=炎症が起こっている状態です。この赤みを抑える必要があるのですが、侵襲の軽い順番で治療を列挙すると、

①テープ療法

②シリコンシート

③ステロイド含有テープ

④ステロイド注射

⑤手術療法

+放射線療法

となります。

手術創部などに対しては術後早期から①を正しい方法で行うことでこのような“傷のトラブル”を回避することもできるのですが、様々な要因が加わることで今回のような創へとなっていくこともあります。

Z形成を4箇所行いました。

Z形成及び傷跡修正の過去の記事に関しては、

こちらを

傷跡修正

傷跡修正(キズアト)W形成

術後の経過です。

傷が成熟するまでは約1年経過を要します。

1年後の結果です。

恥骨結合部の上に一部赤いところが認めますが症状(かゆみ、痛みなど)は認めません。

 

皮膚・皮下腫瘍摘出術の手術合併症


出血、感染、術後瘢痕問題(ケロイド、肥厚性瘢痕などの発生)、麻酔によるアレルギー、再発など

 

皮膚・皮下腫瘍摘出術の料金


粉瘤手術にかかる自己負担金

露出部  ¥5,000〜¥14,000円

非露出部  ¥4,000〜¥13,000円

*露出部とは、半袖半ズボンの衣服を着用して衣服で肌が覆われない部位、例えば顔や首、前腕や膝下などの部位を言います。一方で、非露出部はその反対で衣服で覆われている部位を示します。

*費用の幅は、部位や大きさによって変わります。

 

主な副作用・・・内出血、傷跡の赤み、色素沈着、傷跡、ケロイド、再発
※症状、肌質により効果に差があります。

*保険適用された場合の治療はすべてメスによる切除法となります。

料金


【自費診療の場合】

傷跡修正 10cm以内   ¥100,000円

別途、お薬代+麻酔代:¥5,000円、初診料:¥2,000円

 

 

 

傷跡修正(キズアト)W形成

今回ご紹介するのは、

傷跡(きずあと)に関する治療です。

キズアトに関するお悩みは人それぞれです。

かゆみや痛みが伴うものもあれば、醜塊(しゅうこん)といって見た目に問題があるものなど・・・

そして、それによって

コンプレックスとなり、心にキズがつく方もいらっしゃいます。

 

30代 女性のかたです。以前(2年前)、左胸にできたデキモノを摘出したということです。

その後よりキズアトが膨れ上がり、赤みをおび、痛みとかゆみが出現してきました。

以前にもご紹介しましたが、傷跡(キズアト)修正にはZ形成という方法があります

キズアトに対してZ字型のように皮フを切開します。

そうすると、皮弁と言われる皮フの弁ができます。この二つの皮弁を入れかえることで瘢痕によって縮んだ皮フを引き延ばす=延長効果やキズ自体にかかる力を分散させる効果などが期待できます。

ですが、今回用いた手法はZ形成ではなく

W形成というものです。

W形成は別名ジグザグ縫合とも呼ばれています。

直線状のキズアトは何かと問題となります。また直線は目立ちます。ですが、W形成のように一辺が4〜6mm台の三角弁を入れ込み、ジグザク状になることでキズは目立つことなく、またZ形成同様キズにかかる緊張を和らげる分散効果が期待できます。

*なぜ直線は目立つか?

同じ全長5cmのキズが顔にあったとします。一つは一直線、もう一つはジグザク状です。顔に5cmのキズが一直線にあった場合シワに沿ってない限りかなり目立ちます。人の目は5mm以下のものを認識するのが困難だと言われております(光の具合や見る距離にもよりますが・・・)。同じ全長5cmでも一辺が5mm以下のものが交互にあると、全体的にボンヤリしてしまいカモフラージュされるのです。

3ヶ月経過して再発はなく、キズの6割程度が成熟瘢痕化しています。

W形成は、顔や頭など突出した部位に発揮する手法です。

最初は赤々としていますが6ヶ月も経過すると周囲と馴染んでほぼわからなくなります。

外傷 縫合編

今回ご紹介するのは外傷。とくに顔面外傷です。

M’sには、

外傷で他院で縫合されたのですが、・・・の方がよく来院されます。

この方は、千葉でサーフィンをされていた方です。おそらくボードが当たり受傷したようです。海からあがり出血がひどかったので近くの病院で縫合されたようです。

その後、どうも血が止まらない、目がゴロゴロ・ちくちくするということで来院されたのですが、

外傷における処置・縫合の一般的な治療コンセプトは、

①止血

②感染予防

③将来的な機能障害を残さないよう努める

です。

ですから、

他院では、①,③が満たされていなかったようです。

③に関しては、縫合した糸が長すぎて角膜にふれていました。再縫合したところ問題なく開閉瞼できました。

次にですが、

久しぶりに、医療用ホッチキス(ステイプラー)で処置されているケースを見ました。私が研修医のころは良く遭遇しましたが、今もまだあるのかぁ!?と思いでした。

確かに、これで上記の①、②は満たされますよ。

でも・・・、

そして患者さんも何か変だなぁ?

と思い、今回来院されたようです。

医療用ホッチキスをとると完全なポケットであり、創部は前頭骨まだ達するものでした。器具の先端の白いものは骨を指しております。

洗浄をし、真皮縫合を行い、縫合を終えました。

結果です。

手術のリスク合併症


出血、感染、術後瘢痕問題(ケロイド、肥厚性瘢痕などの発生)、麻酔によるアレルギー、再発など

 

手術料金


創傷処理にかかる自己負担金

¥5,000〜¥10,000円

創部の状態によって異なります。

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